マイホームの購入をお考えの方においては、多くの方が住宅ローンの利用を検討されていることでしょう。
そのなかで、ダブルフラットという言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、住宅ローンのダブルフラットとはなにか、メリットやデメリットについてご紹介します。
住宅ローンの種類の1つであるダブルフラットとは
ダブルフラットとは、フラット35を2つ組み合わせて利用することです。
借り入れ期間によって2つの種類に分かれ、15年以上20年以下のローンをフラット20、21年以上35年以下のローンをフラット35と呼びます。
この2つを上手に組み合わせることで、効率的な返済スケジュールを組むことが可能です。
しかし、すべての金融機関でダブルフラットが利用できるわけではないため、事前に確認するようにしましょう。
住宅ローンの種類の1つであるダブルフラットのメリットとは
ダブルフラットは単独のフラット35の場合とくらべ、16年目以降の返済額を下げることができるメリットがあります。
初めは返済額が多くなってしまいますが、片方の返済が終わったあとは毎月の返済額が少なくなります。
また総返済額も単独のローンよりも少なくでき、16年目以降に返済が減った分をほかの用途に回せるのもメリットです。
そのため、ダブルフラットは、将来の返済額を抑えたい方に向いています。
早い段階での支払い額を多く設定し子どもの学費や定年に合わせるなど、ライフスタイルに合わせた返済金額を設定することも可能です。
住宅ローンの種類の1つであるダブルフラットのデメリットとは
借り入れ当初の返済額が大きくなってしまうのはデメリットでしょう。
将来の返済額を減らす分、最初に負担がかかるということになります。
そのため、利用する際にはきちんと家計のことを考えてからにしましょう。
ダブルフラットにする場合、住宅ローンの契約が2つになるため、その分諸費用もかかってきます。
契約書の印紙代や抵当権設定時の登録免許税などのほか、2つ分の団体信用生命保険も加入する必要があります。
これは減らせませんが、司法書士報酬は値引きできる場合があるため、交渉してみると良いでしょう。
なお、金融機関によってはダブルフラットを取り扱っていないことがあります。
そのため、事前に確認が必要です。
まとめ
ダブルフラットとは、住宅ローンであるフラット35を2つ合わせて利用することです。
将来の返済額を減らすことができるメリットの反面、借り入れ当初の返済額が高くなるデメリットもあります。
取り扱いは金融機関によっては異なるため、事前に確認するようにしましょう。
私たち南国殖産株式会社は鹿児島市の不動産情報を豊富に取り揃えております。
お気軽にお問合せください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓