マイホームの購入にあたっては、間取りや価格がとくに気になるところではないでしょうか。
しかし取得した物件の満足度にはそのほかの条件も影響するため、バランス良くさまざまな部分を調べておきたいところです。
今回は、建売住宅を購入する際に注目しておきたい、住環境・物件の性能・契約条件のチェックポイントをそれぞれ解説します。
建売住宅を購入する前に知っておきたいチェックポイント①住環境
購入する物件の住環境がどのようなものかは、用途地域からある程度把握できます。
同じ「低層住居専用地域」でも、第一種ではコンビニも建てられませんが、第二種においてはコンビニなら建築可能です。
地域の区分が分かれば周辺にある施設を予想でき、住み心地も想像できるので、一度調べてみると良いでしょう。
物件の所在地に足を運んだ際には、まず接道状況が主なチェックポイントで、家に出入りする際の安全性や車での移動のしやすさなどが道路の条件から判断できます。
日当たりにもしっかり注意しておくと、物件の購入後に部屋の暗さや湿気などで悩まされません。
建売住宅を購入する前に知っておきたいチェックポイント②住宅の性能
一般の方でも物件の性能を簡単に把握できるよう、現在では住宅性能表示制度が設けられています。
日本国内では、重要な耐震性は耐震等級として表示されており、等級の数字が上がるほど揺れに強いことを意味します。
住宅の省エネ性能に重要な断熱性でも同じで、断熱等級の数字を見れば冷暖房の効きやすさなどを判断できるでしょう。
表示される性能は合計10分野あり、表示が必須とされるのは4分野です。
必須分野以外の表示もあるかどうかは物件次第ですが、必須分野だけでも物件の良し悪しを判断しやすくなるので、性能の表示を一度チェックしてみてください。
建売住宅を購入する前に知っておきたいチェックポイント③契約条件
完成した建売住宅の値段や費用の支払い方などは、契約条件としてまとめられています。
契約を一度締結すると、都合の悪い条件があっても変更できない場合があるため、契約条件に問題がないか事前によく確認しなければなりません。
取り決めの詳細は売買契約書に載っているため、署名や捺印をする前に隅々まで読んでください。
載っている内容はどれも重要ですが、とくに特約条項には特別な条件が記されており、買主に不利な内容が載っていることも多いので、重点的に目を通したいところです。
契約の締結前なら条件の変更も柔軟にできるため、気になる部分があれば売主まで相談しましょう。
まとめ
購入する建売住宅の住環境に関しては、用途地域や道路の条件などが主なチェックポイントです。
物件の性能では表示されている耐震等級や断熱等級など、契約条件では売買契約書の内容が要チェックなので、物件の購入前に一度注目してみてください。
私たち南国殖産株式会社は鹿児島市の不動産情報を豊富に取り揃えております。
お気軽にお問合せください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓