住み替え時に大切になるのが資金計画です。
なぜなら、住み替え時には物件の購入費用だけでなく、さまざまな諸費用がかかるためです。
今回は、住み替え時に欠かせない資金計画の基礎知識やポイント、注意点をご紹介します。
住み替えをご検討の方は、ぜひご一読ください。
住み替えの資金計画を立てるときに確認すべきお金について
住み替えを検討しているとき、重要になるのが住宅ローンの残債です。
現在住んでいる家の売却価格が住宅ローン残債を上回れば問題ありませんが、下回る場合は自己資金がいくら必要なのかを把握しなければいけません。
資金計画を立てるときは、まず、住宅ローンの残債を確認することから始めましょう。
なお、確認は借り入れ先の金融機関のwebサイトや、住宅ローン残高証明書、金融機関が発行している返済予定表を見るとわかります。
もちろん、金融機関に電話で問い合わせて確認することも可能です。
住み替えにおける資金計画のポイント
住み替えの資金計画を立てるときにポイントになるのが、住宅ローンの返済額です。
住宅ローンの返済額は、現在の年収だけで考えてしまうと不測の事態が起こったときに、対応できなくなります。
そのため、購入資金の借り入れ期間や金額には注意が必要です。
通常、年収の7倍程度が借り入れ額の上限の目安とされています。
しかし、上限まで借りると毎月の返済額が増え、不測の事態に対応できなくなる危険性があります。
借り入れ額を決めるときは、将来を基準にして無理のない返済額を設定するようにしましょう。
1つの目安として、年間返済額は年収の25%程度であれば安心だとされています。
もう1つのポイントが生活予備費です。
預貯金のなかから生活予備費を除いて資金計画を立てていきましょう。
なお、生活予備費は生活費の半年程度が理想とされています。
住み替えパターンで異なる資金計画の注意点
住み替えには、買い先行と売り先行の2つのケースがあります。
買い先行は、仮住まいが不要というメリットがある一方、現在住んでいる家と新居の住宅ローンが重複するデメリットがあります。
一時的ではあっても住宅ローンを二重に支払うことは、注意点として押さえておくべきポイントでしょう。
一方で売り先行は、資金計画が立てやすいメリットがある一方で、仮住まいが必要になるというデメリットが存在します。
こちらは、売却資金を購入資金に充てたい方におすすめです。
注意点としては、売却までにある程度の期間が必要になることです。
どちらの方法を選択するにしても、必ずシミュレーションをおこない、無理のない計画かどうか確認しましょう。
まとめ
住み替えでは買い先行と売り先行の2つがあり、どちらを選ぶかによって資金計画が変わるため、まずはどちらにするか決めましょう。
資金計画を立てるときの注意点としては、無理のない計画を立てることです。
不測の事態に対応できるように、余裕を持った計画を立てましょう。
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