お引っ越しを検討している独身女性で、賃貸物件にするか購入にするか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
資金計画など老後のために考えておきたいですよね。
今回は住まいの選択肢と、独身女性が老後に考えておくべきポイントについて解説します。
独身女性が老後のために考えておくべきポイント
まずはじめに考えておくべきなのは、将来の老後にどれだけお金が必要になるかという点です。
60歳以上の単身世帯の平均の支出は約15万円といわれています。
加えて60歳女性の平均余命は約28年なので、およそ30年間支出が続くと想定できます。
そのため老後に必要なお金は、最低でも5,000万円が必要です。
また貯蓄も必要ですが、年金の受給があるため5,000万円すべてを貯蓄する必要はありません。
しかし年金の種類によっては受給額が変わるので、自分の年金受給額をまずは確認することをおすすめします。
そしていつ住居の購入をしようか検討している方は、老後に住宅ローンの支払いが難しくならないよう早めの購入が良いでしょう。
時期としては、収入と生活が安定し始める30～40代のうちの購入がおすすめです。
独身女性における賃貸物件と購入それぞれのメリット・デメリット
独身女性が賃貸物件に住み続ける場合、年代に応じて住み替えが可能というメリットがあります。
将来移住を考えている方であれば、気軽に引っ越すことが可能です。
また家賃以外の出費がほとんどないため、毎月の支出を管理しやすい点も挙げられます。
しかし、家賃を支払い続けても資産として残らないデメリットがあります。
反対に、購入をするメリットは資産として残すことができるという点です。
とくに独身女性は老後の資産形成のため、購入を検討している方も多いです。
購入すればリフォームも可能なので、住まいにこだわる方にはおおきなメリットとなるでしょう。
ただし賃貸物件と違い、住宅ローンを完済しても維持費や修繕費などが負担となるデメリットもあるので注意しましょう。
もし結婚することになったら購入した物件はどうなる？
前述したように、物件は購入をすることで資産として残すことができます。
そのため、結婚をして住み替えることになったとしても賃貸物件としての運用が可能です。
もちろんそのまま住み続けることもでき、売却するという方法もあります。
ただし売却をする場合は、すぐに買い手が見つかるとは限らないため注意しなければなりません。
売却を検討している方は、早めに売却の相談をすることをおすすめします。
まとめ
独身女性は老後の資金のため、約5,000万円が必要といわれています。
また賃貸物件は出費が少なく、購入なら資産運用できるなどのメリットがありますがデメリットにも注意しなければなりません。
ご自身のライフプランも含め、まずは資金計画をしっかり立てることをおすすめします。
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