不動産購入を検討している方であれば「自分が購入できる不動産価格はいくらだろう」と思うことがあるでしょう。
不動産価格は自身の年収から算出できるため、可能であれば計算してみましょう。
この記事では、不動産購入に必要な予算はどれくらいか、予算の計算方法、返済比率とは何かをご紹介します。
不動産購入に必要な予算はどれくらいか
不動産購入を検討している方の多くは、住宅ローンの利用を視野に入れていることでしょう。
住宅ローンを利用する場合、購入できる不動産価格は、借入可能額と頭金の金額で決まります。
難しいことを考えずに「購入できる不動産価格は年収の何倍」か知りたい方がいるかもしれません。
一般的な目安としては、年収の5~7倍といわれています。
そのため、3,500万円の不動産を購入したいのであれば、年収が500~700万円以上必要になります。
不動産購入に必要な予算を年収から計算する方法
不動産購入の予算を計算する際、多くの方は毎月の返済額をいくらに設定するかを先に決めることでしょう。
この記事では、金利が1.26%・返済期間35年・頭金0円の場合でシミュレーションします。
上記条件の場合、借入額100万円あたりの毎月の返済金額は2.945円です。
したがって、毎月の返済額を10万円にする場合、借入金額は以下の式で求められます。
借入金額=(10万円÷2.945円)×100万円=3,395万円
購入したい不動産の価格が借入金額よりも高い場合は、毎月の返済額か頭金を増やす必要があるでしょう。
住宅ローンを利用して不動産購入する際の返済比率とは
返済比率とは、年収のうち年間返済金額がどのくらいの割合を占めるのかを表した比率で、以下の計算式で求められます。
返済比率=年間返済額÷年収
金融機関が融資をおこなう際は、支払い滞納のリスクを減らすために、返済比率を年間返済額の参考にします。
一般的には30~35%が目安といわれています。
年収500万円・返済比率35%でボーナスを考慮しない場合、年間返済額は175万円です。
とはいえ、返済比率の上限分を借りてしまうと、生活が圧迫される可能性があるため、計画的に利用する必要があるでしょう。
まとめ
住宅ローンを利用する場合、購入できる不動産価格の目安は年収の5~7倍といわれています。
毎月の支払額から予算を逆算することもできるため、試してみることもおすすめです。
返済比率の上限分を借りると、返済に苦労する可能性があるため、計画的に利用しましょう。
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