一戸建て購入後、時間がたってくると外壁の汚れが気になりだした方もいるのではないでしょうか。
外壁の汚れは見た目が損なわれるだけでなく、カビ発生や雨漏りのリスクも生じさせます。
そこで今回は、外壁の汚れの原因や掃除方法、塗り替えのサインについてご紹介します。
一戸建ての外壁が汚れる原因とは？
外壁汚れの原因には、いくつかのパターンがあります。
冊子周りや外壁ボードの継ぎ目などのシーリング部分に含まれる油分は時間がたつと溶けてしまい、大気汚染物質やホコリ、ススと混ざって汚れとなります。
このような汚れは「都市型汚れ」と呼ばれ、雨水では流れない汚れとなって、外壁だけでなく、窓や排気口に黒ずみ汚れを生じさせるのです。
そのほかにも、雨水とホコリなどが流れて付着する「雨だれ汚れ」や日当たりが悪いところに発生するコケ・藻・カビによる汚れもあります。
それらの汚れを放置すると外壁の劣化が深刻になり、補修費用もかさんでしまうため、定期的な掃除が大切です。
一戸建ての外壁掃除の方法
まずは、外壁材がモルタルや漆喰でないかを確認しましょう。
外壁材がモルタルや漆喰の場合、自身で掃除をおこなうとかえって壁を傷めてしまう原因になるので、専門知識が豊富な業者へ依頼したほうが無難です。
サイディング外壁などであった場合は、外壁掃除の頻度は年1～2回が目安となります。
手順としては、高圧洗浄機やホースで全体を水洗いし、スポンジと中性洗剤で汚れを落とします。
最後にもう一度水洗いをして、中性洗剤をしっかり流せば完了です。
窓周りのサッシは、掃除機やほうき、歯ブラシなどで汚れを取り、雑巾で汚れを水拭き、仕上げの水拭きという流れで掃除しましょう。
外壁を塗り替えたほうが良いサイン
外壁を掃除するのではなく、塗り替えたほうが良い場合もあります。
たとえば、外壁にひび割れやさびが発生してしまっている場合、外壁を触ると白い粉がつく場合は塗り替えのサインです。
変色や色あせが起きていたり、塗料の剥がれがあったりする場合も、塗り替えの検討をしましょう。
さらに、上記のような事象が発生していないとしても、前回の塗装から7年以上が経過しているなら、掃除ではなく塗り替えをするようにしてください。
まとめ
一戸建て購入後、時間がたってくると外壁の汚れが気になるものです。
外壁の汚れは、見た目が損なわれるだけでなく、カビ発生や雨漏りのリスクも生じさせるので、定期的な掃除を欠かさないようにしましょう。
さらに、前回の塗料から7年以上が経過している場合や、外壁にひびや粉が出てきた場合は塗り替えを検討してください。
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