マイホームがほしいけれど予算的に注文住宅は厳しい、そんなときに検討したいのが建売住宅です。
建売住宅は安価で手に入りますが、安さに不安を感じる方もいるでしょう。
本記事では、どうして建売住宅が安いのかその理由について解説します。
納得した買い物にするために、購入前に理由を知っておきましょう。
建売住宅が安い理由①少ない人件費
通常の住宅建築の作業工程は複雑です。
建築主の要望や土地など条件を考慮してデザインを考え、打ち合せを重ねプランニングが進みます。
ここまでスムーズに進むことは少なく、プランの見直しやデザインの変更が入るのが一般的です。
一方、建売住宅では設計作業を簡素化し、土地の形状や規模によってプランを規格・分譲しています。
あらかじめ標準仕様を決めておけば、同じように建築できるため設計にかける人件費を大きくカットし安くできるのです。
また、工程短縮によって少ない人数でも効率的に工事が進められ、工期が短くできるのも安い理由です。
建築材料の加工・生産を工場で一本化すれば、職人が現場でおこなう作業が削減し、生産効率もアップします。
▼この記事も読まれています
建物構造が鉄筋コンクリートであるメリットやデメリットをご紹介!
建売住宅が安い理由②スケールメリット
スケールメリットとは、規模を拡大した事業から得られる利益のことです。
大きな土地を買って家を1棟建てるよりも、数棟の建売住宅を建てれば土地代も分割され、1棟あたりのコストを抑えられます。
パターン化した住宅には、同じ資材・同じ設備を使うのが一般的です。
建築資材や設備を大量に仕入れ、自社で加工すればコストカットでき、使用する部材も安く生産が可能です。
建売住宅メーカーが下請けを含む大企業に成長したことで、スケールメリットも大きくなりました。
強いこだわりのある方向けではありませんが、内装にこだわった建売住宅も増えています。
▼この記事も読まれています
不動産の登記にかかる「登録免許税」とは?税率や軽減措置について解説
建売住宅が安い理由③その他
安い理由は先に挙げたものだけではなく、その他にもいくつかあります。
まず、注文住宅とは違って、展示場やモデルハウスを用意する必要がありません。
内見会を開き担当者が案内するなど、費用をカットし無駄なコストを削減できます。
購入希望者から内覧の申し込みがあれば、その時だけ電気をつけて内装を見てもらえるので、内覧での光熱費を削減できるのも安い理由の1つです。
その他、パターン化した住宅は、購入希望者の要望があればオプション工事もおこなえます。
購入者のこだわりをオプション化して分けていることも、安い販売価格を実現している理由と言えるでしょう。
▼この記事も読まれています
一戸建て購入後のインターネット契約方法とは?種類や手続き期間も解説
まとめ
建売住宅はパターン化して複雑な作業工程を短縮し、人件費を大幅にカットしています。
また、自社工場での資材製造・モデルハウスを置かないなど、その他の費用削減にも努めています。
オプションも用意され、住みやすさも考えられた住宅なので、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょう。
私たち南国殖産株式会社は鹿児島市の不動産情報を豊富に取り揃えております。
お気軽にお問合せください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓