マイホームを取得する際には、多くの方が住宅ローンの利用を検討します。
中古マンションを購入する際にも住宅ローンは組めるのか、気にしている方はいるのではないでしょうか。
今回は、住宅ローンを利用して中古マンションを購入する際に押さえておきたいポイントを解説します。
中古マンション購入時にも住宅ローンは組めるのか
中古マンションを購入する際にも、新築購入と同様に住宅ローンは組めます。
リフォームやリノベーションにかかる費用分を含めて利用できるため、自分好みの住宅空間を作ることが可能です。
そのほか、不動産会社への仲介手数料やローンの事務手数料、火災保険料なども含めて申し込みができます。
ただし、物件の手付金だけは含めることはできません。
諸費用を含めて住宅ローンが組めるのはメリットですが、総借り入れ額が増えて毎月の返済額が多くなってしまう点には注意が必要です。
住宅ローンを組む際には、しっかりした返済計画を立てるようにしましょう。
▼この記事も読まれています
土地の購入にローンは使える?利用の流れと注意点を解説!
中古マンション購入時の住宅ローンで制限が付く場合
返済期間と借り入れ金額には制限が付きやすいため、購入の際は注意が必要です。
まず、住宅ローンの返済期間ですが、物件の法定耐用年数(建物を使用できる期間として法律で定められた年数)以内としているのが一般的です。
鉄骨鉄筋コンクリート造りのマンションは、法定耐用年数が47年と定められています。
もし、仮に築30年の物件を購入するならば、返済期間を17年で設定しなければなりません。
次に、借り入れ金額は、金融機関が見積もる物件の担保価額の範囲内までとなっているのが一般的です。
担保価額は、築年数によって減少します。
購入価格が担保価額を上回る場合は、全額をローン利用して物件を購入できません。
▼この記事も読まれています
親子リレーの住宅ローンはどんな特徴がある?メリットやデメリットもご紹介!
住宅ローン審査に通りにくい中古マンションの特徴
審査に通りにくくなってしまう大きな理由は、資産価値が少ないために担保価額も低くなってしまうためです。
審査に通りにくい物件の特徴は主に3つあります。
1つ目は、1981年(昭和56年)5月31日までに建築確認された旧耐震基準の物件です。
耐震性能が新耐震基準より劣るために担保価額が低くなってしまいます。
2つ目は、再建築不可物件です。
解体して更地にしてしまうと建て直しができなくなる物件には、融資してくれない可能性が高いでしょう。
3つ目は、借地権付きの物件です。
地代を払って地主から借りた土地の上に建物を建てられる権利を借地権と言います。
借地権付きの物件は、自己所有の物件よりも担保評価が低く、住宅ローンを組めるかどうか金融機関に確認が必要です。
▼この記事も読まれています
転職が住宅ローンの利用に与える影響とは?申し込みのタイミングを解説!
まとめ
住宅ローンは中古マンションを購入するときにも利用できますが、ローンに制限が付き、審査が通りにくい物件もあります。
リフォームやリノベーションの費用を含めてローンが組めるのが中古マンションならではのメリットです。
購入する物件の特徴をよく確認し、住宅ローンを上手に利用しましょう。
私たち南国殖産株式会社は鹿児島市の不動産情報を豊富に取り揃えております。
お気軽にお問合せください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓