リノベーション物件は、古い建物に付加価値を高めた新しい物件として、とても人気です。
住みやすさの改善やデザイン性の高いものが多く、金銭的にもメリットがある一方で、購入には注意点もあります。
今回は、リノベーション物件とは何か、購入するメリット・注意点についてご紹介します。
リノベーション物件とはどのような物件なのか?
リノベーション物件とは、既存の物件を一部またはすべてを改修し、付加価値を高めている物件のことです。
改修によりデザイン性も高いものが多く、古い家のイメージを感じさせないのが魅力です。
なかには古さを活かしたデザインなどもあり、ほかにはない新旧が融合した良さを楽しめます。
リフォーム物件は、修繕工事により原状回復をした物件であり、その点でリノベーション物件とは異なります。
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リノベーション物件を購入するメリット
リノベーション物件を購入するメリットは4つあります。
まず1つ目は、見た目は新築同様でも建物の築年数から新築にくらべて価格・家賃が安いことです。
2つ目は、デザイン性の高さで、一般的な部屋にはない壁紙や空間の使い方が楽しめるでしょう。
さらに、ランクが高い設備の物件もあり、快適な生活を送ることができます。
3つ目は販売前に改修工事が完了しているので、すぐに入居可能な点です。
中古物件を購入してリノベーションする場合は、入居まで時間がかかり、その間の仮住まいも必要になります。
4つ目はローンの金利の安さです。
中古物件を購入してリノベーションする場合には、リフォームローンを利用することになります。
しかし、リノベーション物件を購入する場合には、リフォームローンより金利の低い住宅ローンを利用できるのはメリットでしょう。
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リノベーション物件を購入する際の注意点
まず耐震性に関しては、古い物件であるために耐震性・耐久性が現在の新耐震基準を満たしていない場合があります。
このため、1981年6月以降に建築された新耐震基準の物件を選ぶと良いでしょう。
次に、適合リノベーション住宅に該当するかです。
適合リノベーション住宅とは、一般社団法人リノベーション協会が定めた規格の検査や工事がおこなわれた住宅です。
古い建物は壁や天井の内側、排水管なども老朽化しているので、適正な検査を実施して工事されたものだけが認定されます。
購入者へは工事履歴情報の開示義務があり、品質保証として今後売却する際にも有効となります。
ほかに、住宅ローンの注意点として、融資条件に築年数が入っているか、条件を満たしている築年数であるかを確認しましょう。
築年数が古すぎる場合には住宅ローンが借りられない場合もあります。
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まとめ
リノベーション物件は新築にくらべ安く、内装の新しさと高いデザイン性が魅力の物件です。
しかし、古い物件であるがゆえの注意点もあります。
ご紹介したメリットや注意点を参考に、安心かつ素敵な物件を見つけましょう。
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