家を建てようと考えていた際に、気に入った土地が見つかった場合、先に土地だけを購入しようかと悩む方もいらっしゃるでしょう。
先に土地を購入してしまえば、気に入った土地が手に入るなどのメリットがある一方で、デメリットもいくつかあります。
そこで今回は、土地だけ先に購入する際のメリットとデメリット、その注意点について解説していきます。
土地だけ先に購入するメリット
大きなメリットは、自分の希望する場所に理想の住まいを建てられることです。
また、土地を先に購入することで、希望する場所を他の方に購入されてしまうといった不安もなくなるでしょう。
その他には、自分が持っている土地に合わせて建物をデザインできるため、イメージどおりの家を建てやすくなります。
建物の建設に必要な手続きや調査も、土地を持っている段階で済ませておくことができるため、建築プロセスもスムーズに進められます。
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土地だけ先に購入するデメリット
デメリットは大きく分けて3点あります。
まずは、住宅ローンについてですが、審査は通りやすいものの、土地と建物を一度に購入する場合と比べて金利が高くなる場合があります。
税金については、購入した土地に対して、固定資産税や都市計画税などの税金が発生するため、建物が建てられるまでの間に支払いが必要になるでしょう。
最後に建築条件についてですが、土地の形状や立地条件、法律上の制限など、建物を建てる際に制限に引っかかる可能性があります。
以上のように、土地だけ先に購入する場合には、住宅ローンや税金、建築条件などのデメリットを考慮する必要がある点を覚えておきましょう。
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土地だけ先に購入する際の注意点
土地だけ先に購入する際の注意点は、計画性や住宅ローン、名義の問題などが挙げられます。
建築計画が未定である場合、法律上の制限などで建物を建てることができなかったり、予算オーバーになったりする可能性があります。
また、住宅ローンの手続きについても、土地と建物を一度に購入する場合とは異なるでしょう。
なお、住宅ローンではなく「つなぎ融資」や「土地先行融資」となるため、住宅ローン金利や、融資条件が受けられない場合がある点にも注意が必要です。
その他にも、土地を先に購入してしまうと、建物を建てる際に別の名義で契約しなければならない場合があります。
このように計画性や住宅ローン、名義の問題には十分注意しましょう。
理想の住まいを実現するためには、専門家のアドバイスや建築プランナーの協力を得ることも検討してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
土地を先に購入すると、自分が望む理想的な建物を建てられて、他の方に購入されてしまったらどうしようといった、不安もなくなるでしょう。
しかし、土地を先に購入することで、住宅ローンや税金の負担が大きくなったり、建築条件に引っ掛かったりと思うように建築が進まない可能性があります。
土地を先に購入することを検討している方は、メリット・デメリット・注意点を把握して、後悔のないマイホームを建てましょう。
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