空き家を所有している方のなかには、費用負担が気になって解体を戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
効果的にローンを活用できれば、手元の現金を使う必要がなく、金銭面での不安が解消されます。
この記事では、空き家の解体工事にローンを使えるのかを解説し、利用可能なローンの種類と注意点もご紹介します。
空き家の解体を検討する際の参考として、役立ててください。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
空き家の解体工事費用にローンを利用できるのか?工事費用の目安
結論からいえば、空き家の解体工事費用として、ローンの利用は可能です。
空き家の解体を検討するときは、物件を建て替えたり、売却したりするケースが考えられます。
とくに売却の場合は、建物を取り壊して更地にしたほうが、買主からの需要を見込めると考えられるケースです。
解体の予定がなかったために現金を用意していなかった場合、また手元の現金をできるだけ減らしたくない場合に、金融機関からの融資は有効な手段となります。
費用の目安は、30坪程度の一般的な木造の一戸建て住宅の場合、120〜180万円ほどです。
ただし、建物の劣化状況や工事の内容によって、費用の目安は大きく異なります。
事前に合い見積もりを取り、無理のない返済計画を立てるのが重要です。
▼この記事も読まれています
不動産を現金化する方法にはどのようなものがある?売却期間も解説!
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
空き家の解体工事に利用できるローンの種類
金融機関は、解体工事の費用負担を支援するため、さまざまな種類のローンを販売しています。
とくによく使われるのが、保証会社との提携商品である空き家解体ローンや多目的なローン、そして資金使途を問われないフリーローンなどです。
空き家解体向けは、どこの金融機関でも取り扱っているわけでないため、取り扱っていない場合は多目的型やフリー向けでの対応となります。
また、金融機関が独自で取り扱うプロパーローンを検討できる場合もあります。
「家」にまつわる借り入れであるため、住宅ローンを使えると考える方もいるかもしれませんが、こちらは住宅の取得に対応する商品です。
そのため、空き家の解体後に新しい建物を建てる場合に限り、検討できます。
▼この記事も読まれています
不動産買取でよくあるトラブルは?解決策と未然に回避する方法を解説!
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
空き家の解体工事にローンを利用するときの注意点
一般的にローンを利用するときには、解体費用の支払いのタイミングに遅れないよう融資日を設定できるように申し込み時期を調整するのが重要です。
融資審査を経る必要があるため、申し込みから工事費用の支払いが完了するまで1〜2週間程度の時間がかかります。
申し込みする際には、申込書と同時に解体費用の見積書が必要です。
速やかに書類が準備できなければ、さらに時間がかかる場合もあるため注意しなければなりません。
工事代金の支払いは、解体作業が完了した時点にするのが一般的です。
解体工事の完了日を把握しておき、支払日から逆算して申し込みするのが、注意点としてあげられます。
▼この記事も読まれています
築10年になる一戸建ての売却相場とは?高く売るコツや注意点を解説!
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
まとめ
空き家を解体したい場合、ローンを有効に活用できれば、手元に現金がなくても工事ができます。
金融機関ではさまざまな解体工事費用に対応する商品を販売しているため、条件に合った商品を選択するのが重要です。
融資金の入金には時間がかかるため、余裕を持って申し込み、速やかに解体工事を進めてください。
鹿児島市の不動産売却なら南国殖産株式会社へ。
安心と信頼の地域総商社で、不動産についての気になる相談に真摯に対応いたします。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む