土地の購入は大きな買い物ですが、融資を組むことなく現金でおこなうことも可能です。
しかし、現金での決済にはメリットとデメリットの両方があります。
ここでは土地購入を現金でおこなう際にかかる費用やメリット・デメリットをご紹介します。
現金での土地購入をご検討中の方は、ぜひご確認ください。
土地を現金で購入するときにかかる費用
土地で現金を購入すると、物件代金と仲介手数料の他に、3つの費用がかかってきます。
まず1つ目は印紙代です。
印紙代は売買契約の書類にかかるものであり、契約金額が2,000万円であれば1万円、3,000万円であれば3万円と契約金額によって費用が異なります。
2つ目は不動産の所有者名義を変更する際にかかる登記費用です。
登記費用として、登録免許税は固定資産税評価額の1.5%（令和8年3月31日まで）、司法書士への報酬として3万円~10万円の合算が費用となります。
3つ目は固定資産税等清算金です。
こちらは買い手が支払うべき固定資産税と都市計画税を日割り計算し、売り手へ支払う費用になります。
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土地でを現金で購入するメリット
まず、現金での購入は住宅ローンを利用しないため手数料や金利を支払う必要がありません。
土地の購入にかかる費用のみを支払うため、効率的な購入方法といえます。
また、住宅ローンを契約しないため審査期間がなく、短時間で購入が可能な点もメリットです。
さらに、住宅ローンを利用しない場合は抵当権を設定する必要がないため、抵当権の設定にかかる費用や期間を省略することができます。
このように現金での購入は住宅ローンに関わるデメリットを解消することが可能です。
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土地を現金で購入するデメリット
デメリットとしては現金が一気に減ってしまうことが挙げられます。
まとまった現金が一気になくなるため、購入後に大きな病気などしてしまうと支払いが困難になるかもしれません。
ですので、土地の現金購入は比較的余裕がある場合に利用することをおすすめいたします。
また、住宅ローンを利用しないことでメリットが出てくる反面、住宅ローンのメリットである控除を受けることができなくなってしまいます。
住宅ローン控除の効果を費用のバランスを確認し、どちらのほうがお得であるのかを確認することが必要です。
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まとめ
現金で土地を購入する際、土地代以外には印紙代、登記費用、固定資産税等清算金が費用としてかかってきます。
また、現金購入のメリットは住宅ローンの契約が不必要、デメリットは住宅ローン控除が受けられないことです。
どちらのほうが良いのかは購入する土地や買い手の状況によって異なるため、まずは相談から始めていきましょう。
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