延べ床面積は、建築物の面積を計算する際に重要な指標であり、壁芯面積を基に各階分を合計して算出されます。
バルコニーやポーチなどの壁で囲まれていない部分は含まれず、土地の用途や規制に応じた基準として活用されています。
この記事では、延べ床面積の計算方法や関連する用語との違いについて解説するので、参考になさってください。
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延べ床面積とは?
延べ床面積とは、壁や柱の中心から計算した「壁芯面積」を、各階分すべて合計したもののことです。
そのため、水回りや階段、廊下などの壁で囲まれた部分的は含まれますが、バルコニーやポーチ、ピロティなどの壁で囲まれていない部分は含まれません。
土地にはそれぞれ用途が定められており、用途によっては、高すぎる建物や奇抜な形状の建物を制限する必要があります。
延べ床面積は、そうした土地の用途に伴う建物の制限基準として活用されています。
たとえば、良好な住環境を重視する第一種低層住居専用地域では、50%~200%の間で指定された容積率の上限を守らなければなりません。
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建築面積・敷地面積・施工面積との違い
建築業界には「~面積」と呼ばれる用語が沢山あり、これらは混同されがちです。
たとえば、延べ床面積と似た用語としては、建築面積・敷地面積・施工面積などが挙げられます。
建築面積とは、建物を真上から見たときの面積であり、多くは最も広い一階部分の総面積を指します。
延べ床面積のように、壁芯面積を用いておらず、各階を合計したものでもありません。
また、敷地面積とは、土地を真上から見たときの面積、施工面積とは、延べ床面積に含まれない施工部分を足したものを指します。
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生活に必要な広さと延べ床面積の平均
国土交通省の発表によれば、健康で文化的な住生活を送るには、3人家族で約12.1坪、4人家族で約13.6坪が必要とされています。
また、豊かな住生活を実現するには、3人家族で約30.3坪、4人家族で約34坪が必要とされています。
これに対して、住宅金融支援機構の「2020年度フラット35利用者調査」における延べ床面積の全国平均は、37.6坪です。
家を購入するときは、こうした基準も参考にするのが良いでしょう。
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まとめ
延べ床面積とは、壁や柱の中心から計算した「壁芯面積」を、各階分すべて合計したもののことです。
似た用語に建築面積・敷地面積・施工面積などがありますが、これらとは明確に定義が異なります。
なお、住宅金融支援機構の「2020年度フラット35利用者調査」における延べ床面積の全国平均は、37.6坪でした。
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